Sunday 21 June 2009

Peru: French Diplomat

Machu Picchu村(Aguas Calientes)からCuzcoに戻る列車の中で、フランス人の外交官と席が向かいになった。New Yorkの国連で働いているそうだ。しかも安全保障理事会の担当。New Yorkの前は北京にいたとのこと。

何となく会話が始まり、まずはMachu Picchuの感想を述べ合う。その後、これまでのお互いの旅のこと、仏独関係、イランや北朝鮮、日本の政治について話が及んだ。

外交官だけあって、彼は日本のこともよく知っていた。こちらが答えに窮する質問さえあった。その彼がさらっとこう言った。

"Japan doesn't matter with the world issues."
"Japan has nothing to say to the world not as a country but as a government."

嫌味はなかった。よく聞かれることとは言え、直接外国人から、しかも外交官から言われると、それは違ったショックだ。

Kalaf自身は、ここ数年、日本は目立たないアラカルト外交、follower外交でも良いのではないかとさえ、少し思い始めている。基本的に、できないことはできないわけで(だからこそ、これまでそうしてこなかったのだから)、それが何だかんだ言って日本の性分・自然体なのではないかと感じるからだ。そういう国益認識でも良い。

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