表現のしようがない。神秘で偉大で、崇高すぎる。
その背景と、そして人間の執着という意味で、ただただ思うのは、"どうしてこれだけのものをここに造ったのか"ということ。すれ違った誰かが"Just a magic."と言ったが、そのとおりだ。
Monday 29 June 2009
Friday 26 June 2009
Remembering Michael Jackson
またしても、今朝、普段あまり見ないテレビをつけた。そのたまたまがMichael Jacksonの訃報を伝える。
中学生の頃、隣の席の少し気になっていた彼女がMichael Jacksonのビデオを貸してくれた。そこに"異次元"を見たことを思い出す。以来、どんなスキャンダルがあってもKalafは彼に好意的だった。彼のshowsがいつも完成されていて、そして誰にも真似できないものであったことは消えない真実。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
これは、sillyに聞こえるかもしれません。
Kalafは初めてMichael Jacksonを見て以来、彼を応援していました。それは、彼が異次元のIconでありStarであることを素直に感じていたからです。少し違いますが、フィレンツェでミケランジェロのダビデ像を見た時にも似たことを思いました。
いつだか、「何になりたいですか?」という質問に「ピーター・パンになりたい(※)」と彼が答えるのを聞いた時、妙にすっと入ってきたことを鮮明に覚えています。それはMichael Jacksonだったからでしょうし、あるいはKalafもどこか共感したからなのかもしれません。
自分でもおかしいくらいなのですが、かつて短い期間だけ一緒だったクラスメートを突然亡くしたような、そんな本当に勝手な感じがしています。
「彼は人間の可能性と不可能性を同時に体現し続けていた。」
これを彼への賛辞とし、彼への追悼メッセージとします。今、やっと安らかに眠らんことを。
※)「僕はピーター・パンだよ」だったような気もします。
中学生の頃、隣の席の少し気になっていた彼女がMichael Jacksonのビデオを貸してくれた。そこに"異次元"を見たことを思い出す。以来、どんなスキャンダルがあってもKalafは彼に好意的だった。彼のshowsがいつも完成されていて、そして誰にも真似できないものであったことは消えない真実。
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これは、sillyに聞こえるかもしれません。
Kalafは初めてMichael Jacksonを見て以来、彼を応援していました。それは、彼が異次元のIconでありStarであることを素直に感じていたからです。少し違いますが、フィレンツェでミケランジェロのダビデ像を見た時にも似たことを思いました。
いつだか、「何になりたいですか?」という質問に「ピーター・パンになりたい(※)」と彼が答えるのを聞いた時、妙にすっと入ってきたことを鮮明に覚えています。それはMichael Jacksonだったからでしょうし、あるいはKalafもどこか共感したからなのかもしれません。
自分でもおかしいくらいなのですが、かつて短い期間だけ一緒だったクラスメートを突然亡くしたような、そんな本当に勝手な感じがしています。
「彼は人間の可能性と不可能性を同時に体現し続けていた。」
これを彼への賛辞とし、彼への追悼メッセージとします。今、やっと安らかに眠らんことを。
※)「僕はピーター・パンだよ」だったような気もします。
Thursday 25 June 2009
Wednesday 24 June 2009
Peru: Cuzco - Florence in Tibet
Machu PicchuにはCuzcoから移動するのが一般的である。そのCuzcoに到着後の最初の印象は、陽射しが強いことと空気が薄いこと。標高が3,300mもある、空が近い。
Cuzcoはすぐに好きになった。街並みがきれいだからだ。それに人々の"origin"が分かるからだ。翌日からのMachu Picchuを想うからなのか、それとも高度のせいか。あるいはCuzcoそのものなのか。とにかく気分の高揚を抑えられない。
Kalafが"チベットのフィレンツェ"をCuzcoに見たのは、こういうことだ。旅が、幸せ発見、楽しさ発見であることを再認識する。
誰か、Cuzcoを"Florence in Tibet"と呼んだ人がいたであろうか・・・。我ながらうまい表現だ。
Cuzcoはすぐに好きになった。街並みがきれいだからだ。それに人々の"origin"が分かるからだ。翌日からのMachu Picchuを想うからなのか、それとも高度のせいか。あるいはCuzcoそのものなのか。とにかく気分の高揚を抑えられない。
Kalafが"チベットのフィレンツェ"をCuzcoに見たのは、こういうことだ。旅が、幸せ発見、楽しさ発見であることを再認識する。
誰か、Cuzcoを"Florence in Tibet"と呼んだ人がいたであろうか・・・。我ながらうまい表現だ。
Peru: Nazca地上絵
早朝にLimaに到着後、そのままNazcaに向かう。車で片道約4時間。Peruは初めての土地なのでしっかり観察をしようと思うものの、深夜便による睡眠不足とひたすら続く単調な砂漠景色のため、出発後間もなく睡眠に入る。
さて、「がっかり度合い」が高いとも言われるNazcaの地上絵だが、Kalafはなかなか楽しんだ。よく知られている絵以外にも、特定のエリアの中のいたる所に模様が確認され、その発見の連続が面白い。(ただし、12人乗りの小型プロペラ・セスナのため非常に揺れる。ひどく酔った。また、座席取りに失敗し、真ん中の席になってしまったことが悔やまれる。)
年々、線が薄くなっているそうなので、見たい方は早めに行かれたし。
「いつか見てみたい、でも無理だろうな」と思っていた、かつて地理の教科書やTVで見たあの絵がそこにあった。その時差の中にいる自分を不思議に感じた。
天文学的な、宗教的な、儀礼的な背景、あるいは遊び心だったのかもしれない。人間の不思議さにも浸った1時間だった。
さて、「がっかり度合い」が高いとも言われるNazcaの地上絵だが、Kalafはなかなか楽しんだ。よく知られている絵以外にも、特定のエリアの中のいたる所に模様が確認され、その発見の連続が面白い。(ただし、12人乗りの小型プロペラ・セスナのため非常に揺れる。ひどく酔った。また、座席取りに失敗し、真ん中の席になってしまったことが悔やまれる。)
年々、線が薄くなっているそうなので、見たい方は早めに行かれたし。
「いつか見てみたい、でも無理だろうな」と思っていた、かつて地理の教科書やTVで見たあの絵がそこにあった。その時差の中にいる自分を不思議に感じた。
天文学的な、宗教的な、儀礼的な背景、あるいは遊び心だったのかもしれない。人間の不思議さにも浸った1時間だった。
Sunday 21 June 2009
Peru: French Diplomat
Machu Picchu村(Aguas Calientes)からCuzcoに戻る列車の中で、フランス人の外交官と席が向かいになった。New Yorkの国連で働いているそうだ。しかも安全保障理事会の担当。New Yorkの前は北京にいたとのこと。
何となく会話が始まり、まずはMachu Picchuの感想を述べ合う。その後、これまでのお互いの旅のこと、仏独関係、イランや北朝鮮、日本の政治について話が及んだ。
外交官だけあって、彼は日本のこともよく知っていた。こちらが答えに窮する質問さえあった。その彼がさらっとこう言った。
"Japan doesn't matter with the world issues."
"Japan has nothing to say to the world not as a country but as a government."
嫌味はなかった。よく聞かれることとは言え、直接外国人から、しかも外交官から言われると、それは違ったショックだ。
Kalaf自身は、ここ数年、日本は目立たないアラカルト外交、follower外交でも良いのではないかとさえ、少し思い始めている。基本的に、できないことはできないわけで(だからこそ、これまでそうしてこなかったのだから)、それが何だかんだ言って日本の性分・自然体なのではないかと感じるからだ。そういう国益認識でも良い。
何となく会話が始まり、まずはMachu Picchuの感想を述べ合う。その後、これまでのお互いの旅のこと、仏独関係、イランや北朝鮮、日本の政治について話が及んだ。
外交官だけあって、彼は日本のこともよく知っていた。こちらが答えに窮する質問さえあった。その彼がさらっとこう言った。
"Japan doesn't matter with the world issues."
"Japan has nothing to say to the world not as a country but as a government."
嫌味はなかった。よく聞かれることとは言え、直接外国人から、しかも外交官から言われると、それは違ったショックだ。
Kalaf自身は、ここ数年、日本は目立たないアラカルト外交、follower外交でも良いのではないかとさえ、少し思い始めている。基本的に、できないことはできないわけで(だからこそ、これまでそうしてこなかったのだから)、それが何だかんだ言って日本の性分・自然体なのではないかと感じるからだ。そういう国益認識でも良い。
Saturday 20 June 2009
"サービスとは個別具体化である"
Sao Pauloでのホテル暮らしが7週目に入ろうとしている。これだけ長く一つのホテルに滞在していると、スタッフは名前を覚えてくれるし、ポイントがたまるので部屋がアップグレードされたりVIPラウンジが利用できるようになる。
今日、ふと「サービスが『個別具体化』である」ことに気が付いた。もちろん払うお金の対価としてである。
例えば、「Mr」や「Sir」ではなく「Mr Kalaf」と呼ばれる。朝食ビュッフェにはない目玉焼きを出してくれる。既製服ではないテーラーメードもそうだ。
真新しいことではないにせよ、漠然と無意識に感じていたことが言葉として出てきた嬉しさがある。仕事でも活かされると期待したい。
今日、ふと「サービスが『個別具体化』である」ことに気が付いた。もちろん払うお金の対価としてである。
例えば、「Mr」や「Sir」ではなく「Mr Kalaf」と呼ばれる。朝食ビュッフェにはない目玉焼きを出してくれる。既製服ではないテーラーメードもそうだ。
真新しいことではないにせよ、漠然と無意識に感じていたことが言葉として出てきた嬉しさがある。仕事でも活かされると期待したい。
Wednesday 17 June 2009
Lima -> Miami -> Sao Paulo
旅の余韻や戻ってきた気だるさにひたる暇もなく、Sao Paulo行きの準備をする。2日続けて深夜便に乗るのは初めてだ。
十分満喫した。さて、仕事仕事。
十分満喫した。さて、仕事仕事。
Friday 12 June 2009
Peru: A definite favourite
Peru is an absolute place that Kalaf loves! It is even incredible to realise Kalaf's Machu Picchu is still a day ahead. Kalaf already got assured that an eight hour trekking tomorrow will just be nothing but a joy that further enriches the longed moment at the "Lost and Remote City" up above...
Thursday 4 June 2009
"Seek a new beginning"
注目されていたObama大統領のカイロでの演説。カイロで演説をすることは知っていたが、今朝起きてたまたまBBCをつけたら丁度始まったところだった。(Kalafはほとんどテレビを見ないので、これは運命だ!)
明確で強固、プラグマティックな姿勢が印象的。「世界は変わる」、「世界を変える」という期待を抱かせる人だ。これは、根本に"fairness"が流れているからだろう。
明確で強固、プラグマティックな姿勢が印象的。「世界は変わる」、「世界を変える」という期待を抱かせる人だ。これは、根本に"fairness"が流れているからだろう。
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