Tuesday 4 November 2008

Catrina, Calaverita & Escamoles

昨日、取引先を訪れた帰りに、Mixico Cityに隣接する州(※)にある"Tepotzotlan"という街をメキシコの同僚が案内してくれた。ここで面白いものに遭遇。

メキシコでは、11/1と11/2は"Dia De Los Muertos"というお祝いの日だそうだ。これは直訳すると"死んだ人の日(Day of the Dead)"で、話を聞く限り日本のお盆に近いと思われる。11/1は子供の死者を、11/2は大人の死者を供養する(?)。

メキシコに到着してホテルでこれらの飾りを目にした時は、片付けられていないHalloweenの飾りだと思った。実際、一緒にパンプキンもあったので、メキシコではHalloweenにガイコツも用いるのだと勝手に理解したわけだ・・・。

この祝日が面白いのは直接的すぎるその名前と、そして"ガイコツ"を飾ることだ。名前とガイコツが見事にマッチしているところがさらに面白い!最初はどうしてガイコツなのか分からなかったのだが、名前の意味を知れば頷くばかり。

そして、Tepotzotlanにはものすごいガイコツがいた!

紙で作られたボディのあるガイコツは全国的に名前まで付けられており、"Catrina"と呼ばれるそうだ。

Catrina・・・。実にcuteでcharmingだ。

"Calaverita"というガイコツのお菓子まである・・・。

この日、もう一つ面白かった(というか運が良かった)のは、ランチの時に聞いた"Escamoles"が実際にKalafの目の前に現れたことだ。しかも、二回。

其の一: Escamolesというレストランに入った。

其の二: Escamolesを食べた。

さて、Escamolesとは・・・。

アリの卵だ!ゲテモノは好みではないが(まさにゲテモノ!)、この日はEscamolesに縁があったのだと言い聞かせて口に運ぶ。何せアリの卵だから、当然良い気分ではない。グロテスクだ(だから写真は小さくした!)。Kalafの顔は引きつっていたに違いない。(今朝は夢に出てこなかったことに安心したくらいだ。)

さて、おそらく高タンパク質のEscamolesの味だが、実はよく分からなかった。調味料やにんにくの味が強かったからだ。食感は小さい白子のようだった。(今日、調子の良くないお腹が、Escamolesだとは思わないが・・・。)

嗚呼、世界津々浦々を実感した一日・・・。

メキシコは31の州とMixico City(連邦特別区)から構成される。 正式名は、"Estados Unidos Mexicanos"、英語では"United Mexican States"だということも教えてもらった。同僚は"United States"はメキシコのことでもあると言っていた。面白い。

2 comments:

Anonymous said...

ハロウィン以外にも死者にまつわるイベントがあるんですね。初耳でした。
色とりどりに飾られているガイコツがとっても可愛らしい。日本のお盆とは違って「死者を供養する」といっても、イベント性があってポップです。

Kalaf said...

言われてみると確かにPopだね。今回はたまたまだったので、運が良かった。世界は知らないことばかりです。