(道端のサボテン!)
理由のはっきりしない頭痛がメキシコ・シティの高度(2,000m超)によるものだと気が付くまでに時間がかかったのは、前回ここに来た時には何も感じなかったからだろう。サン・パウロから戻り一日置いた早朝のフライトと、メキシコ・シティに着いてからの移動でただでさえ疲労感を覚えていたKalafに、この気分の悪さが加わった。
気分の悪さが考える気力を、そして遮るもののない強烈な陽射しとひどく乾燥した空気が体力を奪う。
ここはTeotihuacan Pyramids(ティオティワカン)。紀元前2世紀頃の遺跡群。
射すような炎天下の中、南北に約2km流れる砂利道を歩き、
垂直には65mあるピラミッドの急な階段を登る足取りは穏やかでない高山病により一層重くなる。
そして下りは膝が笑う。
それにしてもどうしてそこまで歩きそこまで登るのかと自問しながら、新しい土地に着いた時にいつもそうするように、今日もKalafはひたすら歩いた。
随分と遠くまで来たな、と呟きながら。
3 comments:
世界遺産ですか!!
紀元前2世紀頃の遺跡と、空の青さのコントラストとっても素敵ですね。
しかしながら、高山病!?
辛いですね。。。
あ、上のコメントに名前入れるの忘れました・・・。
妹より
世界遺産巡りと旅先で歩き回るのは兄弟共通ね。
高山病で、今日も起きたら心拍がやや速かったよ。チベットの高山病は5,000mだからもっとひどかったね。
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