梅田望夫、『ウェブ時代をゆく』
Kalafはこの著者と波長があう。これは一年ほど前に同じ著者の『ウェブ進化論』を読んだ際にも感じたことだ。"ネットの「あちら側」と「こちら側」"という発想や"グーグルの本質"はKalafにとって極めて刺激的で、この『ウェブ進化論』を読んでブログを書こうと思ったくらいだ。
さて、『ウェブ時代をゆく』。筆者が繰り返し述べる「オプティミズム(楽観主義)」と「志」がしっくりと響く。全体を通して極めてlogicalでかつpracticalである。第四章「ロールモデル思考法」は特に新鮮で参考になった。
こういう世界があるということを知るためだけでも、一読を強くすすめる。新しいパラダイム。(書評はアマゾンに十分過ぎるほど載っている。)
あわせて読んだ『ウィキノミクス』と似た系譜。すごい人は無数にいる。世界は広い。そして自分は何も知らない。
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