Savegreは標高2,200mの高地に位置する。その2時間超の道のりの後半は、舗装の完全ではない山道をうねるようにひたすら進む。深い緑にコスタ・リカの自然を感じる。
7時前、Savegre Mountain Hotelに着く頃には心配した雨も上がり、早速Quetzal探しに出かける。澄んだ空気の中、深い森の中を歩く。"So fresh!"としか言いようのない気持ち良さ。
・・・もちろん嬉しかったのだが、"いきなりメイン?"と拍子抜けするほど意外と簡単にQuetzalに遭遇・・・!
"火の鳥"を見たのはQuetzalが飛び立った瞬間だ。はっと息を呑み鳥肌が立つ。色のついた羽が深緑の中に広がり、そして長い尾っぽが波を打つようにゆらめく。木にとまっている時は気が付かなかった大きなQuetzal。空中に舞うQuetzalを説明する言葉を探そうとしても言葉にはなり切らず、"美"、"雅"、"華"、"麗"、"飾"とそのイメージが浮かぶ。かつて読んだ、あの"火の鳥"と重なる。
QuetzalとEmerald Toucanet以外にも無数の野鳥に出会ったSavegre。部屋の外に座っているだけで鳴き声のシャワーと飛び交う彼ら達の姿。癒されると言うより、包まれて無心になる感覚は幼い頃の原体験を思い出した。
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