Wednesday 8 October 2008

2nd Presidential Debate

昨日(10/7)行われた2回目の大統領候補者ディベートを見て感じたこと(印象の強かった順):

    1/ アメリカにおけるリーダー
    2/ ObamaとMcCainの器
    3/ メディアと国民

1/ アメリカにおけるリーダー
リーダーの存在意義や価値、必要性が尊重される。リーダーになろうとする人がいる。そして、メディアと国民からの執拗なまでのwatchの中、そのリーダーを選ぶプロセスが用意される。この偉大さ。

2/ ObamaとMcCainの器
9/26の1回目はそうでもなかったが、今回のディベートではそれぞれの"器"がよく現れた。Franklin RooseveltKennedyのように、広くかつ長く尊敬や威厳の対象として引き合いに出される大統領に近い器はObamaだとKalafは判断した。ディベートを見れば感じるはずだ。

3/ メディアと国民
メディアの、賛否の両方を備えた様々な角度からの検証と、明確に支持を提示することも躊躇わない姿勢。そして、watchする国民。これがウェブ上で出来事(ディベートそのものと、メディア側の発信)と同時進行で呼応し合う。コメントが次々に何百も書き込まれ、またウェブ上で世論調査が行われる。例えば、CNNNew York TimesWashington PostWall Street JournalNewsweek・・・、このダイナミズムがテレビ、新聞、雑誌を問わず主要とされるメディアのスタンダードだ。この偉大さ。


ディベートの内容や結果については、ここでは書かない。世界事情に関心のある人、組織や場所を問わずリーダーたろうと思う人は最初から最後まで見て欲しい。Kalafはこのタイミングでアメリカにいることを本当に幸運に感じる。

なお、世論調査についてはここが面白い。

(映像はNew York Timesをすすめる。スクリプトが連動しており理解しやすい。)

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