Friday 26 September 2008

NFL & Air and Space Museum in Washington DC

"They are great, and they like anything great."とでも表せようか。もちろん"They"はアメリカ(人)である。

先週末、ワシントンDCに弟夫妻が遊びに来た際に行ったアメリカン・フットボール(NFL)と国立航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)でこう思った。素直な羨望と、どうにも入り込めない躊躇いが入り混じる"great"・・・。

まずは国立航空宇宙博物館。ワシントンDC市街に本館があり、市街から一時間程離れたダレス国際空港近くに別館(Steven F. Udvar-Hazy Center)があるのだが、今回はこの別館だ。本館よりよっぽどすごい。

このフロア図、本当に所狭しと機体が並び、また浮いている。数々の小型機や戦闘機、爆撃機、ボーイング社初めての商用機、コンコルド、ロケット、ミサイル、人口衛星、スペース・シャトル、そしてエノラ・ゲイ・・・。ミニチュアでもプラモデルでもなく全て本物である。

Enola Gay & Concorde

Space Shuttle -Enterprise-

Enola Gay

まさにブランディング、国力の誇示に如何に役立つことか!(そして館内にはマクドナルドもある!)
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翌日はNFL。

弟は大学でアメリカン・フットボールの選手だった。そのため、ある程度のイメージは持っていたのだが・・・、とんでもない、プレーも観客も"crazy"過ぎる。桁外れだ。

力士のようなあれだけの巨漢が走る、投げる、ぶつかり合う。"PLAYBOY"に出てくるかのようなチア・リーダーが動き続ける。そして観客の歓声と野次はまるで狂気の沙汰だ。スタジアムの雰囲気もスポーツそのものとしても、もう"とり付かれる"。


初めて大リーグを観た時にも感じたが、やはりアメリカ人は一つのことに熱狂しやすく、その対象にあるがままの感情をぶつける性質なのだと思う。対象は宗教だが、先日観た"Jesus Camp"にも同じ傾向を見てとれる。また、大統領選挙への反応は典型的にそうだろう。愛憎や喜怒哀楽が表出するまでが短くて太い。

肌身を持って日本との違いを認識する。アメリカを満喫している。

2 comments:

Anonymous said...

国立航空宇宙博物館、僕もいつか行ってみたいです。

Kalaf said...

アメリカが軍用機に対して日本にあるような抵抗を持っていないことがよく分かる。このことも興味深い点です。

スミソニアンはどこも素晴らしいですが、その中でも、国立航空宇宙博物館と国立自然史博物館は抜きん出ています。