Wednesday 10 September 2008

Kalafと美術と10年

Kalafが絵画や彫刻を観始めたのは約10年前と言える。大学1年の時に初めて海外に行き、それ以来、訪れた先で、あるいは日本で意識的に美術館に行くようにしている。

最近になって、ようやく"好き"だと感じる美術作品に気がつくようになった。これまでは、例えばそれがモナリザやピカソだから、印象派だから、あるいはルネッサンスだから、つまり有名だからという理由でしかほとんど美術館の案内図を見ていなかった。10年かかったわけだ。

週末に訪れたワシントンDCのNational Gallery of Art、館内を当てもなく歩いていると、新しい"好き"だに出会った。5月7月に続く3度目の訪問でのラッキー。

Edouard Vuillard, French, 1868-1940
"Madame Bonnard"

Pierre Bonnard, French, 1867-1947
"Paris, Rue de Parme on Bastille Day"

Lautrec(1864-1901)も同時代のフランス人、この付近が"好き"なスポットなのかもしれない。

ところで、Kalafは8歳でピアノを始め、高校3年の時に初めて音楽を"好き"だと言えた。この間も10年だ。

芸術との接岸には10年かかるようだ。

※)写真はKalafが撮影。

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