Monday 24 March 2008

身分保証

どうにもこうにもいかないらしい。論外、ですらあるようだ。

アメリカにおいて身分証明が確立されていない場合のことだ。車のリースを探しているのだが、社会保障番号がない(申請済み)、credit history(信用取引履歴)がないKalafに、貸し手がなかなか見つからない。勤め先も年収も関係ない、社会保障番号にせよcredit historyにせよ、要は「これまで」にどれだけ「信用」を築いてきたか、あるいは「信用」を傷つけないできたか、ということなのだろう。

これだけ様々な人種がいて、かつこれだけ人の行き来が激しければ、制度が社会保障番号を頼りにすることは分かる。また、これだけカード払いが当たり前で、個人が5枚以上を平均して保有していれば、高額の買い物をする際にcredit historyが重要であることは分かる。数字は雄弁だ。特に、不信頼を前提とする社会においては、なおさらそうであろう。

それでも、だ。Kalafは渡米して間もないのだよ、アメリカ社会殿。Give me a break...

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