Tuesday 13 May 2008

Brazil Day-1: at Airport

マイアミからの深夜便がSao Pauloに到着したのが朝の6時過ぎ。眠気から緊張感に切り替えタラップを降りる。涼しい。ひんやりとさえ感じる。ここは南半球、季節は秋だ。頭で分かってはいても、これから真夏に向かうマイアミから来たKalafの皮ふが季節の違いを新鮮に感じ取る。

スムーズに入国審査と両替を済ませる。国際線の到着ロビーはそれほど大きくなく、また早朝であるためか人も少ない。まずは第一関門のタクシーだ。数日前、Sao Pauloの現地会社に車両の手配をお願いしたところ、「タクシーは安全だから」とタクシー以外の選択肢がそこでなくなる。あれには少々うろたえた。

空港からのタクシーは、まずチケット売り場で行き先を告げ、チケットを購入する。102レアルと言われ思わず聞き返す。Kalafは60ドルを84レアルに両替したばかりで102レアルに驚いたのだが、正規のチケット売り場、しかもそこしかないため、念のため再確認をした上で料金を支払う。現金は84レアルしかなく、またドルは既にないため、カードだ。早々に海外旅行の鉄則である"なるべくカードは使わない"を断念する。

タクシーは白が基調の小型車。マイアミ(おそらくアメリカ全域)の"cab"は常に黄色、しかも座席が広い"アメ車"と比べ大きな違いだ。ドライバーは日系人、心なしか安心感を覚える。民族のperceptionは、思考より先にくることを実感する。このような体験も海外ならではだ。

さて、102レアルをなぜ驚いたか。高いからだ。てっきり目的地のホテルまで近いものと思っていた。大きな間違いだった。ここからかの有名な交通渋滞が始まる。

(続く)

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