Saturday 17 May 2008

from Sao Paulo to Miami

Sao Pauloでは"基本的には"何も起こらなかった。無事にマイアミに戻った。不思議なもので、マイアミがすっかりホームだ。

ブラジル話は改めてするとして、ここでは"基本的には何もなかった"話をしよう。

出来事は最後にやってきた。マイアミ行きの飛行機に乗れなかったのだ。木曜日の深夜便で金曜日の早朝にマイアミに着くはずだったのだが、Sao Paulo上空の霧のため他の便が遅れ、その乗客が優先的にKalafの便に席を得た。結果、Kalafを含む32人の乗客がはじかれた。席がないのだからどうにもならない。普段らしからずKalafは早々に観念した。翌日、半日遅れて初夏のマイアミに降り立った。

冒頭に"マイアミはホーム"と書いたが、これは必ずしも感覚的なものだけを意味するわけではない。Kalafは入国審査の際、"US Citizens"の列に並ぶのだ。単に住所がアメリカにあるからだけなのだが、それでも違和感と、そして何とも言えない高揚感を抱く。本国を離れた時点で、Kalafの本国における住民票は"剥奪"され、正真正銘、ここマイアミが唯一のホームになったことへの違和感。高揚感は新たな土地を新たなホームにした興奮がまだ冷め切っていないことによるものなのだろう。Kalafのホーム、マイアミ。

さて、Kalafの海外史上最も危険と思われるブラジルから無事に帰国した。明日からはバカンスだ。ただの週末なのだが、それだけではない。高校の友人がNew Yorkから遊びに来た。彼と"The Miami"ツアーに出る。Kalafにとっても初めての"The Miami"巡り、気心の知れた友人との時間はどれだけ悠長に流れてくれるのだろうか。

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