これはスポーツではなくショーだ。HEATの試合を観ての感想である。
コートの上も座席の上も宣伝や照明が"ネオン"のごとく光る。スピーカーからはDJの絶叫が"鳴る"。スタンドからは歓声やブーイング、指笛が絶えず響く。タイムアウト時にはDancersが腰をくねらせる。先週のテニスとは大違いだ。
アメリカのプロ・スポーツは競技というより興行、この印象が先に強く入ってしまったため、スポーツとしての試合を遠ざけてしまった気がする。違和感があった。ゲームを集中して観ていなかった自分に不思議な気さえした。
それでも、もちろん随所で見られたNBAならではのプレーには"Wow!"。テレビのハイライトの世界そのままだ。
ゲームとは別に面白かったのは、全身で楽しんでいる観客が多くいたことだ。これはプレーへの反応に限らず、タイムアウトの際のパフォーマンスにあわせてリズムをとったり、スクリーンに映りたいがためにアピールをしたり・・・。正確な表現ではないが、彼らは陽気に思える。陽気、あるいは楽天的、あるいは刹那的、ラテンという要素を差し引いても、アメリカという社会の特徴なのだと思う。人が集まる場所では、なお更にそう感じる。
Saturday 12 April 2008
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2 comments:
あー、超うらやましい・・・・(++;)
確かヒートにはルーキーがいたはず。ウェイドみたいな名前だったよーな。
先日、レッドソックスの経営学についてテレビで特集してました。チームの経営も、凄腕ビジネスマンが対応するみたい。
各選手の統計をデータにとって分析の上、「市場の値段」より価値がある選手を発掘していいチームにするんだとか。投資みたい。
上記のとおり、ビジネス的な側面は強いのかも。いずれにしてもうらやましいです。。。
マイアミでお待ちしております。一緒に観に行こう。
HEATでは、ファンへのエンターティンメント精神という意味での"プロ意識"を会場全体から感じた。そして、それを"興行"と直感。
結局、ビジネス論理としての「誰が、何にお金を払うのか」そして「それを最大化するのは誰か」が徹底されている。
ところで、Kalafは、プロ野球における価格差を日米通商摩擦だと認識。
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