Monday 7 April 2008

Tennis: 初

Sony Ericsson Open、初めてプロ・テニスを観た。淡々としたスポーツだ、そしてかっこいいスポーツだ。

あの長方形のコートの中で、交互にボールを打ち続ける。相手が返せないところに打つ、もしくは相手がネットを越せないか枠を外す、基本的にはこれだけだ。ところが、この淡々とした繰り返し、不思議と真剣に観入ってしまう。

まず純粋に動作の一つひとつがかっこいい。しかも一つひとつの動きが流れになっていることが美しい。そしてこの二人のプレーヤーの流れるような動きは、ボールを打つほぼ単一のリズムとシンクロする。音楽と同じで、連続の中に拍が存在し、これが観る側にテンポを感じさせるのだ。

もう一つは、ポイント毎に完結しており、ポイント毎に見どころがあることだ。テニスはプレー中は静かに観戦するスポーツだが、ポイントが入る度に歓声や拍手が起きる。一見単調だが、常に見せ場があり飽きないのだ。会場との一体感も観る集中力を助ける。

[ゲームを観た主な選手]
Federer, Nadal, Roddick, Davydenko
S. Williams, Henin, Jankovic, 杉山愛

(続く)

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