サーモンだ、今日はどうしてもサーモンについて書きたい。
Kalafは魚が好きだ。その魚好きゆえに、渡米以来、これまでKalafは魚を買い物かご(たいていは巨大な買い物カート)にほとんど入れなかった。そのKalaf、今日、いつものスーパーで初めてサーモンを買った。チリ産のサーモンだ。これはKalafにとって食の安全保障を向上させるためのチャンレンジであった。
フライパンにオリーブオイルをひき、焼く。ソテーする、という表現がしっくりくる。塩をふっただけのサーモンのソテー、チャレンジは成功した。ふと、チャンレンジの成功を喜びながら、Kalafは思った。「これは"サーモン"だ、"鮭"ではない」と。
ソテーはオイルを使う上に、魚の油と水分がなかなか抜けない。ポイントはここだ。"サーモン"と"鮭"の違いだ。
Kalafにとって、香ばしいくらいに焼かれた時にこそ、"鮭"という呼び方はしっくりくる。例えば塩焼きだ。一方、"サーモン"という呼び方は、ムニエルやスモーク、ソテー、刺身に似合う。そう、"鮭"との違いは身の柔らかさだ。
アメリカでは、ほとんどのキッチンがガスではなく、電磁だ。Kalafの現在の部屋、そして来週から入るアパートも例外ではない。これは、火を使っての料理が全くできないことを意味する。つまり、七輪でも用意しない限り、あるいはBBQセットでも使わない限りアメリカで"鮭"を味わうことは難しい。Kalafは苦笑した。サーモン・・・。
待てよ、ここまで書いて気がついた。オーブンがあるではないか。これなら"鮭"を焼けるはずだ。更なる食の安全保障のチャレンジに違いない。ただ、ここはアメリカ、途方もなく大きなオーブン、塩焼きどころか、サーモンを一匹買ってきて、鮭の丸焼きが寸法にあう。
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2 comments:
…ガス化されているのは一部の都市だけだったのか?(たぶんマンハッタンはどこもガスと暖房は無料)
マンハッタンで"鮭"、粋だ。中華鍋もやぶさかではないということか。
良い機会なので、アメリカの家庭エネルギー事情について調べてみよう。Kalafには事実を伝える責務がある。
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