Once, 2007
邦題: ONCE ダブリンの街角で
"すごく良い"映画。映画に"chemistry"がある。始まりと終わりでは、主人公の生活に半歩くらいの変化しかない。二人の恋も半歩程度しか踏み出さない。ただ、その半歩は彼らの"日常"にとっては意味のある半歩で、その半歩が進むまでの物語が優しく切ない音楽を通して綴られる。主人公の二人が、作詞作曲と歌、演奏も実際にしているから驚く。
◇Film's Message through Kalaf
- Once. ("一度"や"すぐに"というこのメッセージが幾通りにも伝わってくる。)
ほんのり甘くて、でも切なくて、そしてきらきらとした強さがあって・・・。過去への想いをどこかで抱きしめながらも、少し先の未来を明るくできるように今を進む・・・。ここまで好きになった恋愛映画は久しぶり。観終わると、さわやかさ、切なさ、心地良さ・・・、そんなパステル・カラーに包まれて脱力した(観れば分かります)。
ここにあるピアノにもっと向き合おうと思った。お薦め度は、5/5(!)。
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