Friday 15 August 2008

Interpretation

"the POWER of WE"

昨日、これを訳してほしいと頼まれた。社内メッセージか対外プロモーションかは分からないが、広告代理店が日系企業に売り込むとのことだ。日本語(漢字)ブームに乗るというより、日系企業が相手であり、英語に添えて載せるらしい。

これは難しい。まず何より英文が短くかつ単独で登場するため、前後の関係性がない。意訳しにくい。そして、文章ではなく名詞の形態である。日本語では名詞だけでメッセージを表現することは少ないように感じる。

それでも、"一生懸命"搾り出そうとすると、幾つかのアイディアに思い至る。ただ、どれもぱっとしない。センスがない。日本語にすると、左手の拳を腰にあて、右手の拳を突き上げるような、どことなく野暮ったいイメージになる。まるで運動会の呼び掛けや学級の標語として叫ぶかのように響く。
  • 私たちの力
  • 私たちのチカラ
  • 私たちのCHIKARA
  • チカラ
  • CHIKARA、もしくはchikara

これらをpresent(アクセントはプレ【ゼ】ント)した上で、"これは英語だからメッセージになるが、日本語だとそのニュアンスは変わるし、うまく伝わらないと思う"と回答したわけだが・・・。

今朝・・・、"私たちのチカラ"がサンプルに載せられて届いた・・・。

"Oh dear...!"

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