Wednesday, 27 August 2008

Yaman!の国 -1: ゆったりとdodgy

信じられないくらいに時間のかかったパスポート・コントロールは、ジャマイカがゆったりした国であることを実感させるに十分であった。本当に、辛いくらい並んでいた・・・。

一夜明けカーテンを開けると、その意味が一瞬で分かった。















もちろん、ここはリゾート・ホテルだ。そういう設計がなされ、そういう配慮と運営がある。それでも、やはりジャマイカは全体的にゆったりしている。

待ち行く人はゆったりと歩き、冷やかしに店に入ればゆったりと話しかけられ、滞っているとまでは言わないが、街全体の雰囲気がそうなのだ。

さて、ジャマイカでは"Yes."の代わりに"Yaman(ヤーマン)."と言うとは聞いていた。また、"Respect."が"OK."や"Thank you."を意味するとも聞いていた。行く前から、Kalafはこれを楽しみにしていた。

どちらも本当に言う。そして、この挨拶は実にジャマイカの雰囲気に合う。気だるいくらいの天気とゆったりとした空気の中、"Yaman."と言い合う。癖になる。何となく、瑣末なことが気にならないような気にさえなる。意味もなく"Yaman."と言うと、意味もなく"Yaman."と返ってくる。やはり基本はゆったりなのだ。

話がこれで終われば良いのだが、Yamanの雰囲気とは別の次元で、ジャマイカは確かに穏やかな国ではない。dodgyなのだ。ダウンタウンを歩くと相応の視線を感じる。ピリピリする緊張感がある。残念ながら、Kalafの危険探知機が反応したため雑踏の写真は撮らなかった。


写真はここまで。

実は白タクに乗った・・・。白タクと言うより、ダウンタウンを歩いていたら、(タクシーではないという意味での)普通の人に"Taxi?"と声を掛けられ、ホテルで手配する車両があまりにも法外であるため、ついつい乗ってしまったのだ。

(続く)

No comments: